AIで作ったデジタル素材をBOOTHで売る方法 — 月4.2万円稼いだ3ヶ月の実録
AI画像・テンプレ素材パックをBOOTHで販売して月収4.2万円を達成した3ヶ月の実録。作り方から出品・マーケティングまで初心者が再現できる手順をすべて公開します。
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「AI画像って、作って終わりじゃないですか?」
ぶっちゃけ、最初はそう思ってました。
MidjourneyやStable DiffusionでAIアートが生成できるようになったはいいけど、「で、これどうするの?」って状態。Instagramに上げてもいいねはもらえるんですが、1円にもならない。
先に結論言うと——AI生成素材をBOOTHで販売することで、月3.8万〜4.8万円程度の収益が安定してきました。控えめに言っても。
今回はその3ヶ月の経緯を、良かった点・悪かった点ぜんぶ含めて時系列で書いていきます。
2月の3連休——「とりあえず出品してみるか」からスタート
きっかけは同い年のフリーランスデザイナーから「BOOTH、意外と売れるよ」って聞いたことでした。2月の3連休に暇を持て余して、試しに出品してみたのが始まりです。
最初に出したのは:
- AI生成した和モダンテクスチャ素材パック(20点セット)
- 価格:550円
- 作成時間:約2時間(Midjourney×ChatGPTのプロンプト最適化込み)
初月の結果:売上0円。正確には「確認するのが怖くて3週間ダッシュボードを開けなかった」というオチつき。
3月中旬に勇気を出して開いたら、閲覧数43回・購入数0。
「やっぱりか…」と思って一度諦めかけたんですが、「閲覧ゼロじゃない」ことに気づいて分析モードに入ったのが転換点でした。見てくれてる人はいる。なのに買われない理由がある——そこを潰せばいける、と。
なぜ売れなかったのか——原因を3つに絞った
ここ、マジで大事なんですけど。
BOOTHで売れない理由を調べていくと、大きく3つに集約されました:
① 検索に引っかかっていない(タグ設定が雑)
最初は「AI素材」「テクスチャ」くらいしかタグを入れていなかった。実際に購入者が使う検索ワードは「和風 背景 フリー素材」「商用可 テクスチャ」みたいな具体的なやつ。BOOTHのタグは20個まで設定できるのに、3個しか使ってなかった。もったいなさすぎる。
② サムネイルが弱い
AIで生成した素材をそのままサムネにしていたんですが、売れている出品者を見ると「使用例」を見せている。「こういうデザインに使えます」という完成形を示す方が断然刺さる。素材だけ見せても、購入者は”どんな仕上がりになるか”をイメージできない。
③ 差別化ポイントが伝わっていない
同じようなテクスチャ素材が数百点並んでいる中で、「なぜこれを買うのか」が伝わっていなかった。「商用利用可」「高解像度(4000px以上)」「即ダウンロード」のような具体的なメリットを前面に出す必要がありました。
修正後の2ヶ月目——月収2.1万円へ
この3つを直したのが3月末。施策をまとめると:
- タグを20個フル活用(用途・スタイル・ファイル形式を細かく設定)
- サムネを「使用例コラージュ」に変更(Canvaで30分で作れる)
- 「商用利用可・AI生成」を明記(これで需要層が明確になる)
- セット内容を充実(20点→50点に増やして価格は880円のまま)
4月単月の売上:2.1万円(購入数24件)
正直、「24人も買ってくれた」ことに驚きました。ぶっちゃけAI副業って画像を作る技術よりも”売り場の整え方”が収益の分岐点だと実感しましたね。
AIでの画像生成精度を上げる技術面についてはMidjourney商用活用ガイドに詳しくまとめています。BOOTHで売るなら商用可の生成方法と著作権の考え方を先に押さえておくのが前提条件です。
3ヶ月目——「素材パック」から「テンプレパック」へシフト
(書いてたらコーヒー冷めた)
4月の結果を受けて、5月は戦略を変えました。
気づいたこと:テクスチャ素材より「すぐ使えるテンプレ」の方が単価を上げやすい。
素材は「使う側がデザインする必要がある」ので、デザイン経験のない人には敷居が高い。でもCanva用のSNSバナーテンプレートとか、PowerPoint/Google Slides用の背景セットとか、「貼り付けるだけで完成する」ものの方が購入者層が広い。
そこで5月から展開したのが:
- AI生成背景を使ったCanvaテンプレセット(10点): 1,980円
- YouTube サムネ用テクスチャパック(商用可・50点): 880円
- プレゼン背景素材パック(A4横・16:9対応・30点): 1,320円
5月(5/22時点)の売上:4.2万円(まだ月の途中)
先月比でほぼ倍増ペース。単価が上がった分、件数が少なくても収益が伸びる構造になってきました。
Canvaを使ったテンプレ制作についてはCanva AI副業ガイドも参考にしてください。AIで生成した素材をCanvaに取り込むフローが最初のハードルですが、慣れれば1セット3〜4時間で制作できます。
BOOTHとSUZURIの違い——どっちを選ぶか
「SUZURIと何が違うの?」ってよく聞かれます。
| 比較項目 | BOOTH | SUZURI |
|---|---|---|
| 販売形式 | ダウンロード販売メイン | グッズ(POD)販売メイン |
| 在庫 | 不要(デジタルデータ) | 不要(受注製造) |
| 単価の自由度 | 完全自由(原価ゼロ) | 商品原価+自分の設定利益 |
| 向いている素材 | 画像・テンプレ・素材集 | AIアートをグッズに |
| 購入者層 | クリエイター・デザイナー | 一般消費者 |
ぶっちゃけ両方やるのが最強です。同じAI画像から「ダウンロード版はBOOTH」「グッズ版はSUZURI」で二重に収益化できる。SUZURIのPOD副業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
正直ここは微妙だったポイント
全部ポジティブに書くのは嘘になるので、本音で書きます。
「商用可かどうか」の確認が意外と面倒
AIで生成した画像の商用利用については、ツールごとに規約が異なります。Midjourneyは有料プランなら商用OKですが、無料期間中はNG。Stable Diffusionは使用したモデルによって異なる。この確認を怠ると後でトラブルになるリスクがある。販売前にAI画像の商業利用についての解説記事は必ず読んでおくことをおすすめします。
「おすすめしない人」を正直に書く
- 毎月安定した収入が欲しい人には向かない(月収の波が大きい。1.2万→4.2万と3倍近く変動した)
- デザインセンスが皆無だとサムネ制作で詰まる(Canvaが使えれば最低限クリアできる)
- 「1本作れば永続収入」と期待すると心が折れる(毎月新作を追加し続けることが必要)
「ここまで読んでくれた人に正直に言うと」——BOOTHは副業の”メイン収入源”にするには波が大きすぎます。僕の場合はChatGPT活用のライティング副業がメインで、BOOTHはあくまで+αのポジション。AI副業全体の組み立て方はAI副業おすすめ一覧で整理しているので、全体感を掴んでからBOOTHを”副収入の一本”として加えるイメージが現実的です。
ChatGPTを活用した素材制作フロー
(“いや、プロンプトどうするんだ”って思った人、次で書きます)
僕が実際に使っているフロー:
Step 1: ChatGPTに「BOOTHで売れそうなAI素材のジャンルと検索ワード10個を出して」と聞く Step 2: そのキーワードを使ってMidjourneyで素材を生成 Step 3: Canvaで使用例サムネを30分で制作 Step 4: BOOTHに出品(タグ20個・説明文はChatGPTで下書き)
このフローを確立してから制作スピードが倍になりました。ChatGPTで何を副業に使えるかをより深く知りたい人はChatGPT副業活用ガイドも合わせて読んでみてください。
よくある質問
Q: BOOTH出品には初期コストがどのくらいかかりますか?
A: BOOTH自体は無料で出品できます。コストはAI画像生成ツール(Midjourneyの有料プランなら月3,000円前後)のみ。最初の1〜2ヶ月は赤字覚悟ですが、軌道に乗れば月4〜5万円の収益は現実的な目標です。
Q: Midjourneyで生成した画像をBOOTHで商用販売しても問題ないですか?
A: Midjourneyの有料プランを使っている場合、商用利用は基本的にOKです(2026年5月時点)。ただし規約は変更されることがあるため、出品前に最新の利用規約を必ず確認してください。無料トライアル中は商用利用は原則NGです。
Q: 何点くらい出品すれば売れ始めますか?
A: 僕の感覚では15〜20点以上が最低ライン。点数が少ないと検索での露出が低く、発見されにくい。最初の1ヶ月は売上より「品揃えを増やすこと」に集中した方が、結果的に早く収益化できます。
Q: BOOTHとnoteの有料コンテンツ販売はどっちが向いていますか?
A: 画像・テンプレ・素材パックを売るならBOOTH、文章コンテンツ(ノウハウ解説・ガイドブックなど)を売るならnoteが向いています。noteの有料コンテンツ副業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Q: AI副業でBOOTHと組み合わせると相性がいい副業はありますか?
A: 画像生成系ならChatGPTによるAIライティング副業との組み合わせが相性抜群です。画像生成で稼ぎつつ、ライティングでも収益を立てる2本柱は安定しやすいです。
【2026年5月追記】BOOTHの手数料体系に若干変更がありましたが、デジタル販売の基本的な流れは変わっていません。新しく追加したCanvaテンプレパックのうち、YouTubeサムネ用素材が想定以上に動き始めたので、6月はこのジャンルに集中する予定です。「AI副業で稼ぎ始めたけど次の柱が欲しい」という人には、BOOTHは低コストで試せる入口として勝ち確だと思っています。控えめに言っても。